与えられたテーマは『創造について』。
『創造』とは何か?
企業における『創造』とは?
「さてどうするか?」
さんざん考えて書いた答えの趣旨は、以下のようなものでした。
「『無』から『有』を生みだす『真の創造』とは、神のみに許された行為。
人間に出来る『創造』とは、あるモノと、あるモノを『組み合わせ』ることで、それまではなかったモノを創り出すことだと思う。」
「色に例えるなら、赤色と青色を組み合わせれば紫色が、青色と黄色を組み合わせれば緑色をつくることが出来る。
しかも、混ぜる色の割合を調整することで無限の新しい色を生み出すことが出来る。
このような行為が『創造』だと思う。」
「実際、世の中で新技術、新製品として認められたものの多くは、既存の技術、機能の組み合わせで出来ているケースが多いのでは?」
といったことを書いたはずです。
それから長い年月が経ち、約8年前に私はこの会社に入社しました。
入社して暫くの間、私は自問していました。
「ウェーブロックの強みは?」
「迷った時に拠り所とすべきウェーブロックの事業キーワードは?」
その時、思い出したのが前述の小論文に書いた『組み合わせ』のことでした。
当社の社名の由来でもあり、創業以来、未だに生産・販売されている『ウェーブ ロック』は、「ウェーブ(波)状の糸を、2枚の塩ビフィルムで挟み込み、ロック(接着)した製品」です。
ウェーブロックは一見簡単な発想に基づいた製品ですが、従来品である単層シートに比べ、2枚のフィルムの間に波状の糸があるために裂けが広がりにくく、また、農業用ハウス等に展帳した際には、バタつきを抑えることが出来ます。ウェーブロックは、糸とフィルムという異なった素材を絶妙な形で『組み合わせ』ることで、従来品には無い付加価値を生み出している製品なのでした。
「そうだ!この会社の原点で、しかも、将来の指針にもなるコンセプトは『組み合わせ』だ!」
素材と素材
技術と技術
組織と組織
企業と企業
人と人
思いと思い
いろいろなもの、しかも、異なった特徴を持つモノを『組み合わせ』ることで、新たなものが生まれてくるのです。
『Integration for Innovation』
これからもウェーブロック・グループは、いろいろなモノを取り込み、新たな『組み合わせ』を創りだすことで他にはない価値創造に取り組んでいきたいと思います。
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