ドアノブが抱える課題。デザイン性と電波透過性の両立

今、自動車分野では、自動ブレーキや自動走行アシストなどのインテリジェント化が加速度的に進んでいます。その一つがスマートエントリー。自動車に近寄ったり、ドアノブに触れると持ち主を認識してドアを解錠し、離れると自動で施錠するといった、鍵を使わない新しいシステムです。
しかし、このスマートエントリーに不可欠な電波は、金属を通過できない特性があります。デザイン性の面から高級車には金属メッキのドアノブが多く採用されていますが、電波を通すことができず、スマートエントリーの普及にはデザイン性と電波透過性の両立が課題となっていました。

圧倒的な金属質感と電波透過性を両立した特殊フィルムを開発

ウェーブロックグループは、電波を通さない金属メッキに替わる、金属調加飾フィルムを開発。ABS樹脂に特殊な構造の金属を蒸着することで、電波が金属成分の隙間を透過する特性を持っています。見た目も金属メッキと変わらないため、スマートエントリー搭載車への採用が進んでいます。
また、従来のメッキの代替技術と比べて、圧倒的に深みのある質感を表現できる特長を持っており、メッキの部品だけではなくデザインのアクセントとして、内装のフロントパネルやシフトノブ周りにも使用されています。
これからインテリジェント化がさらに進み、電波の透過性を持つ素材の必要性が高まる中、ウェーブロックグループの金属調加飾フィルムは多方面への用途拡大が期待されています。

ウェーブロックグループの「金属調加飾フィルム」

ウェーブロックグループの金属調加飾フィルムは、特殊金属を樹脂に蒸着し、テープやシート状に加工しているため成形しやすく、ドアノブをはじめ、他の自動車の内装や外装、さらに電子機器や家電などの様々な樹脂部品に使用されています。
当社独自の着色技術により、シルバーだけではなく、さまざまな色に着色することができ、他の追随を許さない深みのある光沢と色調を表現することが可能です。
消費者の嗜好が高まり、製品開発においてデザインの重要性が高まる中、金属調加飾フィルムのニーズが広がっています。