【1.社名のこと】
「ウェーブロック」という社名、その由来はどこから?
2枚のプラスチックフィルムの間に合成樹脂の糸を波状(wave)に複数配列し、接着固定(lock)する。この製法を「ウェーブロック」と言います。
伸縮性と強度を兼ね備えたウェーブロック製法は、創業時にイタリアから導入したもの。思い入れの深いウェーブロック製法をそのまま社名にしています。
さらに、ウェーブロックという名称は、社名だけでなく製品名にも採用しています。また、1964年の創業時に稼働していた1号機は、現在でも生産の現場で使われ約60年間、定期的にメンテナンスを施しています。
そこには「ウェーブロック」への愛情のようなものも一緒に、受け継がれているのです。
【2.経営のこと】
1996年に上場し、現在は東証スタンダード。
安定した経営を支えているものとは?
1996年に東証二部、2018年に東証一部、現在は東証スタンダードに上場しています。
2023年3月期の売上高は、グループ合計で約225億円、従業員は約600人※です。※社員のみ算出
この安定した経営を支えるものは、大きく分けてふたつあります。
ひとつは、異なる特徴を複数組み合わせて、あらたな付加価値を創造する力。
たとえば「素材と素材」や「素材と技術」、「既存事業と成長事業/新しい事業」を柔軟に組み合わせています。
もうひとつは、基盤事業と成長事業を両立するバランスの良さ。高シェアな製品を展開する基盤事業で足場を固めつつ、環境ビジネスなどの新しい成長事業にも踏み込んでいます。
そして、こうした事業スタイルを通じて、持続的成長を目指しているのです。
【3.市場シェアのこと】
トップシェアは、どのようにして創りあげられたのか。
ウェーブロックグループが業界NO1シェアを持つ網戸の張り替え用ネット。ホームセンターや通販でよく見かけるこの製品、当社が約70%のシェアを占めています。他にも農業用の遮光ネットや工事用の防炎シートなどでも、国内製品トップクラスのシェアを誇っています。
これら当社の樹脂製ネット製品、クオリティーを保つためにあえて糸を買い付けず、樹脂を溶かした糸から製造しています。また、こういった製品は季節や天候で需要期が変動しますが、品切れしないよう工場の大半を倉庫とし、製品を保管しています。
これによりスピード感ある出荷も可能になりました。
こうした細やかで、ていねいなモノづくりの姿勢がトップシェアを創りあげたのです。
【4.製品のこと】
身近なアレも、コレも、実はウェーブロックグループ。
ウェーブロックグループが販売しているのは、樹脂製ネット製品だけではありません。
コンビニのお弁当・お惣菜などのトレイ、大手メーカーのヨーグルト容器、さらにはキャリーケースの外装、自動車エンブレムや車載ディスプレイ向けフィルムなど、どれも身近なモノばかり。
こんなに幅広い製品ラインナップを持つこと、それには理由があります。もし、特定の分野での需要がなくなっても、ほかの分野でカバーができるから。
あらゆる業界のお客様とつながっている、それこそが私たちの強みでもあるのです。
【5.VMVのこと】
みなさんと一緒に働くために、大切していきたいこと。
- ビジョン ~実現を目指す、将来のありたい姿~
ウェーブロックグループのステークホルダーの幸せを最大化するために、業界の中でも世界トップクラスの収益性を誇る存在感のある企業になることを目指す
- ミッション ~企業が果たすべき使命であり、存在意義~
ウェーブロックグループの製造技術、ノウハウ、ビジネス上のリレーションやネットワークを駆使して、社会が抱えるさまざまな「不」を解決する
- バリューズ ~組織の共通の価値観~
<個人の尊重>
企業の価値は結局のところ「人」にある
一人一人の成長が企業の成長につながることを意識し研鑽を積み重ねる
ウェーブロックグループの従業員一人一人がかけがえのない仲間である
一人一人の「アイデア」や「思い」を大切にする
<正直であり誠実>
ビジネスの成功には「ロゴス(ロジック=論理)」と「パトス(パッション=情熱)」は当然必要
しかし、「エトス(エシックス=倫理)」のない結果は認めない
<前向きな失敗は問わない>
失敗を恐れるがあまり、チャレンジをせずに現状を維持することは後退を意味する
前向きな失敗は個々人のキャリアの肥やしであり、企業の成長の源泉と考えよう
【6.歴史にとらわれないこと】
変化をおそれず、むしろ味方にする。
挑戦が、あらたな可能性をはぐくむ。
ウェーブロックグループは1964年に創業してから、M&Aや国内外のパートナーづくりを通じて、成長してきました。その背景にあるのは、ひとつの事業に依存しないという「事業ポートフォリオ」の方針。
また、既存事業 や隣接分野だけでなく、当社の強みを活かすことができるあらたな分野、たとえば農業分野などへの投資も目指しています。
さらにCO2排出量削減といった地球温暖化問題にも目を向け、環境対応製品の開発、地中熱を利用した環境ビジネスも展開しています。
会社の歴史やこれまでの取り組みにこだわらず、積極的にあたらしい事業に挑戦する。この柔軟なスタイルがさらなる成長を可能にしてきたのです。
【7.海外のこと】
国内はもちろん、海外にも多数の拠点。
国境を越え組み合わさり、シナジーがうまれる。
ウェーブロックグループの営業拠点は東京、大阪、福岡。自社工場は、岩手県一関、茨城県古河、静岡県掛川・袋井、愛知県名古屋と広い範囲で構えています。
もちろん拠点は国内だけではありません。
2012年の韓国と中国を皮切りに、タイ、アメリカ、ドイツにも進出しています。国内で培ったノウハウや知見を海外での事業展開にも活かしています。
さらに、国内事業と海外事業といった異なる経営資源を組み合わせることで、あらたな価値を創りだしているのです。
【8.職場のこと】
コミュニケーションしやすい環境だから、
困ったときも安心して相談できる。
どんな仕事もひとりではできません。上司や同僚、部下と連携してさまざまな課題を乗り越えていくものです。そのためにも仕事は、人と人との関係づくりがポイント。ウェーブロックグループに入社して誰もが最初に驚くのは、このコミュニケーションのしやすさです。
フロアには社長室も役員室もなく、座席はフリーアドレス。ふだんから社長をはじめ、だれもがお互いに「さん付け」で呼んでいます。
気軽に相談がしやすく、上司は部下の意見をしっかり聴いて次の行動がしやすいように支えてくれます。
この風通しの良い環境が、みんなの仕事に取り組む姿勢を前向きにし、パフォーマンスを高めているのです。
【9.仕事とじぶんの時間のこと】
仕事にも、プライベートにも向き合える。
どちらも大切にできる環境を目指しています。
「授業参観に出席したい」「市役所で手続きをしたい」などの従業員の声に耳を傾け、有休取得のしやすい環境を整えています。全日休・半日休・フレックス制度をはじめ、1時間単位から利用できる時間有休制度も採用。たとえば「2時間だけ病院に行きたい」といった使い方も可能です。
また、従業員の成長をサポートできるように、業務に関するセミナーやスクール資格試験などの費用補助を実施。ほかにも会社負担で、語学・マネジメント・財務会計など、ビジネススキルを磨けるWEB動画サービスの利用が可能です。
仕事とプライベートどちらも充実できるように、従業員に寄り添うことを大切にしています。
【10.お休みのこと】
思いっきりオフタイムを楽しめるから、
仕事も同じくらいがんばれる。
ウェーブロックグループの年間休日は、最低118日からと充実しています。さらに勤続5年ごとに5日間の休暇が取得できるリフレッシュ休暇制度を採用。長期の旅行を楽しんだり、普段はなかなか難しい遠方の地元に帰省するなど、リラックスした休日を楽しめます。
しかも勤続10年ごとに永年勤続表彰金を支給。箱根や新潟といった保養施設や、家族で利用できる宿泊補助、映画館の割引優待制度など充実した福利厚生サービスも完備しています。
オフタイムをおもいっきり楽しんで、新鮮な気持ちで仕事をがんばる。このメリハリが人生を充実させてくれるのです。